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Nobody can deny that there's something there

世界制作の方法

タイトル「世界制作の方法」とは、
ネルソン・グッドマンの著書名に由来している。

グッドマンは同書のなかで記号論的方法によって世界の多数性を論じ、
「『世界』はあくまで制作されるものであり、
それはいくつものバージョンを作ることである」
と述べている。

記号論っていう、ある種の、抽象的な思弁によって
描かれた世界を語られても、正直ピンとこなかったりするけれど、
カメラとレンズによって切り取られた『世界』は
まさに、写真を撮る人ごとにある『世界』や 『世界』観が興味深く、
彼らの世界のとらえ方や表現の仕方に驚かされる。

これらを眺めるだけでも、世界は1つではなく、
それどころか人間の数だけ存在するのでは?
ということが確実に伝わってくる。

大げさに言えば、ぼくにとって、写真を撮ることは、
そんな世界に対峙することと同義だ。
あくまでも、大げさに言えば...だけど。

そんな話をした後でなんだけど、
昨日の朝の吹雪をiPhoneで撮ろうとしたら、
レンズのホコリみたいな感じにしか撮れなかった(笑)
カールツァイスのレンズも買ったことだし、さ、練習だ。

Carl Zeiss Distagon T*2/35 ZE (キャノンEF)

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世界制作の方法 (ちくま学芸文庫)

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